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MMDで作成した静止画を、フォトショを使って例の話題のグラビアの再現を試みる



【お借りしたもの 敬称略】
モデル:オッティー(長曾我部元親) 倭(徳川家康)
エフェクト:おたもん(o_selfoverlay,o_SSAO,o_Tonemap) そぼろ(AutoLuminous,CheapLens,ExcellentShadow) ドゥドゥ(dAdultsShader,dGreenshader) ミーフォ茜(m4toon)


雑誌「anan」が発祥らしい(?)という「妄撮男子」。あのビリビリーって破いたら下の肌が見える、というやつです。
どちらかと云うとこういう演出は男性向けのような気がするなぁ……と思っていたら男性向けで既にスマフォ向けアプリがありました。デスヨネー

ちなみに妄撮男子というのは、



↑グーグル検索で調べると、こういう画像の事を指すそうです。
という訳で、これを元にして画像編集をしていきましょう。

続きは追記へ。






早速始めましょう。
まず元になる画像を二枚用意します。それぞれ便宜上「服レイヤー」「素肌レイヤー」と名付けます。


画像の用意の仕方は、MMDでMME材質タブから特定の材質を非表示にしただけです。
(自分はモデルを改造して、肩や脇下の部分のポリゴンを補完していません。すみません。)

※兄貴の場合は、第一・第二衣装で分けて撮影しました。その場合はカメラやモデルの位置が同じになるよう、気を付けて元画像を用意して下さい。

服レイヤーに素肌レイヤーをクリック&ドロップで重ねます。

ここからが問題です。
紙のテクスチャや素材というものを用意しなければいけません。自前で作るとむっちゃ面倒
其処で、下記サイトを参照します。

『便利、いろいろな紙の質感を表現するPhotoshop用ブラシセット25個まとめ』

そして、今回は紹介されていた中のこちらのブラシセットをお借りします。


Torn Paper Edges by ~JaeSkamp on deviantART

海外サイトなので、グーグル翻訳などを使って英語をちゃんと読みましょう。
投稿者コメントによると「使用の際に特に条件はない」という事です。つまり無料素材ですね、クレジットも任意のようです。

※海外素材の中には「Link back.(配布先のURLを表記してね)」や「Credit me.(製作者の名前をちゃんと入れてね)」と表記している人も多いので、read meはきちんと読みましょう。

という訳で、zipファイルをダウンロードします。デスクトップ等の分かりやすい場所に保存して解凍します。取り敢えずこれはそのままにして、フォトショに戻りましょう。


ビリビリ破いてあるところの再現作業に入ります。
新規レイヤーを作成しておきましょう。



フォトショの左側にあるブラシツールを選択。
ブラシの「~」みたいな形をしているサムネの横に小さい三角があります。其処をクリック。すると画像の様な画面が出てきます。
下の方にある「ブラシファイルの読み込み」を選択>先程ブラシファイルを保存した場所を選択>「.abr」の拡張子のファイルを選択し、読み込みをクリックします。
これでブラシファイルが読み込める筈です。


では、服の下の破いた部分を用意します。破いて見せたい部分に、白色ブラシでペタリ。これを「白色レイヤー」と命名しておきます。



適当に角度を変えたりサイズを変えたりします。この辺の作業は直感です。
先程グーグルイメージ検索したら、破いたところはダンボールみたいな茶色の色をしてました。
白色のレイヤーを複製>複製したレイヤーの白色部分を茶色で塗り潰し>レイヤーの位置をずらして、破いたような感じにします。上下で二枚複製して位置を調整したら、茶色の紙部分レイヤーはその後結合してしまいましょう。白色はそのままにしておきます。



こんな感じです。それっぽくなってきました。

此処からは選択範囲ツールをひたすら使っていきます。



自動選択ツールで白色レイヤーを選択します。
そして素肌レイヤーを選択し、右クリックしてメニューから「選択範囲をコピーしたレイヤー」を選択。すると画像のように胸筋のところだけ切り取られたレイヤーが出来上がります。仮に「胸筋レイヤー」と名付けます
レイヤー描画順を、胸筋レイヤーが白色レイヤーの上にくるよう変更します。



するとこんな風になります。完成が近くなってきました!
でもこれだけじゃ「破いた」感じがしません。もう少し作業は続きます。

此処の作業は画像を見てもらった方が分かりやすいと思います。



自動選択ツールで白色レイヤーを選択し、新規レイヤーを作成します。
選択範囲タブ>「選択範囲をぼかす」を選択>半径pixelを指定してOKをクリック。
黒く塗り潰します。素肌レイヤーの上に影が掛かったような感じになりましたね。
他の黒い部分はいらないので、自動選択ツールで白色レイヤーを選択>画面上で右クリックして「選択範囲を反転」をクリック>もう一回右クリックして「選択範囲をカットしたレイヤー」をクリックします。カットした余計な部分は破棄しても大丈夫です。

透明度を調整したり、余計な影を消しゴムで消したりすれば、完成!
という訳でなんちゃってメイキングでした。

同じ要領で、例えばモノクロ/セピアの画像をビリビリ破ったらカラー画像が見える(もしくはその逆)……とか、そういう表現をしても面白いかもしれません。
バサラなら、学バサ衣装を破いたら戦国時代の衣装、とか?

何かの参考になれば幸い。

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