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フォトショエレメンツ9でトイカメラっぽいエフェクトの再現を試みる



MMDで作成した静止画にレトロ風トイカメラっぽいエフェクトを掛けよう!

【お借りしたもの 敬称略】
学バサ家康モデル:黒鬼
ステージ:なっぺ(P3教室風ステージ) 額田倫太郎(スカイドーム)
エフェクト:おたもん(o_SSAO、o_Diffusion) そぼろ(ExcellentShadow) ドゥドゥ(dGreenshader) ミーフォ茜(m4toon)


この記事は【Photoshopで写真をInstagramアプリのトイカメラ風に加工する方法】を元に、自分流にアレンジした方法を紹介しています。


長いので折りたたみ。





先に言っておきます。
フォトショップエレメンツにはトーンカーブ機能がありません。

アクション素材も使えません。
なので、似たような簡易機能で代替して「それっぽく見える」エフェクトを作っていきます。
お金に余裕のある人はCS版を購入される事をお勧めします。(経験者は語る)
学割とか、或いはオフィス版とか、安価で購入できる方法もたくさんありますからね。

とにかくメイキングという名の備忘録開始。



まず元画像のレイヤーを複製します(間違った時の為の保険です)。
複製したレイヤーに、画質調整>カラー>カラーバリエーション を選択。



こんなウィンドウが出てくるので、
①「グリーンを強く」を2回クリック
②「ブルーを強く」を1回クリック



更に、フィルター>色調補正>レンズフィルター>マゼンダ を選択。
この辺の数値は「こんな感じがいい」と思った辺りで適当に。



画質調整>ライティング から「レベル補正」と「明るさ・コントラスト」を調整します。
この辺は元記事の数値を参考にしましたが、基本はやはり直感です。



再び、画質調整>カラー>カラーバリエーション を選択。
今度は「レッドを強く」「ブルーを弱く」を各1回ずつクリックします。



更に、画質調整>ライティング>明るさ・コントラスト を選択。
明るさを下げて、コントラストを上げます。此処の数値も元記事を参考にしました。





さてさて、此処までの手順でこんな風になっていると思います。
でも作業はもうちょっと続きます。急なアクシデントで泣きを見る前に、こまめに保存してバックアップを取っておいて下さい。





画質調整して作成したレイヤーを複製します。
複製したレイヤーで、フィルター>ぼかし>ぼかし(ガウス) を選択。
半径は4~5pixelが適正ですが、よりふんわりとした雰囲気にさせたい人は倍の数値にしてもいいかもしれません。
ガウスでぼかしたレイヤーを、描写モード「スクリーン」・透明度35%に変更。



ちょっと輪郭がふわっとしたのが分かるでしょうか。
「柔らかい」印象を表現したい際はこの手法を使うのですが、パッと見の見た目が綺麗になるので筆者は毎回この方法を使っています。

此処からは、よりチープなトイカメラ風にする為のエフェクトを掛けていきます。
ちょっとやる事が多くて大変&筆者がスクショを取り損ねた部分があるので、文での説明が主になりますがご容赦下さい。



まず、新規レイヤーを作成し、バケツツールでベージュ色に塗り潰します。画像の雰囲気に合わせて、後から好きな色に変更しても大丈夫。

塗り潰したレイヤーを選択し、「レイヤーマスクを使用する」をONにします。
するとベージュのレイヤーの横に白枠が出てくるので、Altキーを押しながらクリック。

すると、画面が真っ白になる筈です。
それを確認して、フィルター>ノイズ>ノイズを加える を選択。
此処で更にぼかしガウスを入れても面白い効果になります。

最後にレイヤーを描写モード「乗算」に変更します。



適用するとこんな感じです。ちょっと表面がザラっとしてるのが分かるでしょうか。
でも何だか物足りないですね。という訳でもうちょっと加工します。



レイヤー>新規塗り潰しレイヤー>グラデーション でレイヤーを作成。
筆者が『ins●agramっぽい』と感じるのは紫色の影なので、紫色でグラデーションを作ります。
グラデーションモードは「描写色から透明へ」、スタイルは「反射」を選択。
レイヤーの描写モードを「乗算」に変更し、あとの数値は直感でその都度変えます。



ようやく完成しました!

まぁ此処までやらなくても、フリーのテクスチャ素材などを使えば高品質で高クオリティな加工画像が作れます。
気分や気持ちの余裕に合わせて、お好きな方法でどうぞ。



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