意訳なので、大胆に改変したところが多いです。 隠れんぼをしたがっている鬼(犯人)は「狸」(家康的な意味で)、追跡者は「忍者」、といった具合で。 ”I will strip search if I have to”は「必要なら俺が身包み剥いで調べるぜ」っていうニュアンスなんですが、鬼を狸に改変したので剥がすのは「化けの皮」にしました。
”what's hidden”は「隠されているそれ」って事なので、アニキ視点で見ると緑ルートを暗示しているように感じました。 アニキにとっても三成にとっても、或いは黒幕コンビにとっても、共通して隠している/隠されているものは本音とか真実なので、「隠された真実」と指示語を取っ払いました。 これが後半の”hey say that truth will out”とうまい具合に対比出来てたらいいなぁ、なんて思いつつ。
サビの部分の翻訳が一番楽しかったです。言葉に迷わないでポンと浮かんできました。 ”ignition turned on”は「エンジン点火(エンジンを回せ)」って意味だと思うんですが、あの世界にエンジンはないのでカラクリに変えました。 でも今更ながら”to drive to truth”は「関ヶ原へ向かって」とか「決着の地へ」とかでもよかったかなーと思っていたり……。 初めはこの部分を「時は来た、今こそ東へ進軍する時だ」って毛利風にしてました。最終的に疾走感を優先して書き換えましたが。
”Ignorance is bliss ”はまんま「知らぬが仏」の英訳だと辞書に書いてあったので引用。 ”there's no turning back now”と”I'm gonna go on”は別個の文なのですが、後に続く文を強調したくてくっ付けました。その方が投コメの編集もやりやすかった ”I'm gonna go get what I want”って「俺は俺の欲しいものを取りに行く」って意味だとグーグル翻訳さんに教えられたんですが、 狸の首を取りに……なんて物騒な訳は出来ないので無難に「天下」にしました。でも首根っこを取る、というつもりで「掴む」という拡大解釈をしたり。